交野人インタビュー#1 助産師・岸本玲子

交野のひとを知ると、交野のかたちがみえてくる。交野の今がわかると、交野の未来がみえてくる。交野に住む人へのインタビューシリーズ。第1回は助産師、岸本玲子先生にお願いしました。

岸本助産院 岸本玲子
平成7年〜国立京都病院(現・京都医療センター)で勤務。その後、個人病院・助産院での勤務
平成20年に大阪府交野市でお産のできる助産院を開業。
【妊婦よ野性へもどれ】を合言葉に、本能や五感を使った出産・育児を応援している。 昨年、築120年を越える古民家を改装し地域の人たちや子育て世代の集う場「きさいち邸 産巣日〜むすび」をオープン。

インタビューをした星田の住宅街にある岸本助産院は、木をふんだんに使って、リラックスできる雰囲気。インタビューでは、岸本先生の痛くない・安心できるお産を地域でしたい思い、お産と子育てで悩まなくていいところで悩む人を助けたい思い、そして古民家を赤ちゃんを持った人が集える場にリノベーションした「産巣日」への思いを語ってもらいました。こんな素敵な人たちが暮らすのが、交野っていうまち。少し長いですが、どうぞ読んでください。

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人が集まる市役所を目指すか、誰も来ない市役所を目指すか

現在、交野市で老朽化が進む市役所や青年の家などの公共施設の再配置に向けて議論が進んでいる。2017年3月には公共施設等総合管理計画を定め、2018年4月には臨時組織として公共施設等再配置準備室を立ち上げ、同年8月からは市民が参加して公共施設の再配置ワークショップを開催、現在まで2回開催されていて、私はいずれも傍聴した。かねてから、公共施設の再配置には市民参加のワークショップを開催し、広く意見を聞いてほしいとお願いしていただけに、関係各位と参加される市民のご努力に心から感謝する。

公共施設再配置のワークショップは、摂南大学の先生にファシリテーションしていただき、グループワークを通じて市民の公共施設再編の案を作っていく形式で進んでいる。先生のファシリテーションと市民の方には全く不満はないのだが、私が気になったのは、第1回で市の事務局が長々と公共施設等総合管理計画と、市が持っている再編の方向性を説明したこと、第2回でも市が目指す方向を説明したことである。これでは、せっかくのワークショップで市民の自由な意見が出るのを阻害する恐れがある。そして、市が指し示す方向は「防災拠点・地域活動拠点の形成を目指す」としており、現在の市役所本庁舎、別館、第二別館及び青年の家を集約した施設の新設を具体例で挙げている。

しかし、私は、市がイメージするような市民が集う集約施設の新設には全く賛成できない。理由は3つある。第一に、市民がそれを望んでいないこと。第二に、必要な施設の規模やスペックが誰にも想定できないこと。第三に、市の財政がそれを許さないことである。

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箕面市のデータを活用した子ども貧困対策

箕面市が行っている特徴的な子どもの貧困対策の視察を、大阪維新の会議員有志で行いましたので、ご報告します。

日時 2018/7/20 10:00-12:00
場所 箕面市役所 本館3階 大会議室
テーマ 箕面市の子どもの貧困対策の取り組み

箕面の取り組みを三行でまとめると

  1. 全ての0~18歳の学力調査、生活状況調査、学校検診、虐待通報などのデータを集約、過去分から蓄積し、変化を追跡するデータベースシステム「子ども成長見守りシステム」を構築。必要な個人情報保護条例を改正
  2. 一般的な自治体では教育委員会と市長部局に分散している子育て支援業務を、機構改革によって教育委員会に一元化。
  3. 全国学力調査(小6、中3)、全国体力調査(小5、中2)に加えて箕面独自の学力・体力・生活状況総合調査(小1~中3)を実施

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大阪府北部地震をうけて

2018年6月18日午前7時58分ごろ大阪府北部にてマグニチュード6.1、最大震度6弱の地震が発生し、児童を含む4名の方が犠牲になりました。交野市でも震度5強を観測し、2名の方がけがをされたと報告を受けています。被害にあわれた方に心からお見舞い申し上げます。

交野市は京阪電車・JR学研都市線ともに運転を再開し、土砂崩れ等の被害もなく、町は平穏を取り戻しつつありますが、余震の心配があり、予断できない状況です。

私自身が今回の地震をうけて取り組みたい点は以下の通りです。

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平成29年度チャレンジテストの結果

今年の1月11日に、大阪府の中学校で一斉に行われた「チャレンジテスト」の結果が交野市のサイトで公開されています。

また、大阪府のサイトで、市町村別の結果が公開されています。

交野市の中学2年生の平均点(国・数・英の合計)は、大阪府下で上から9番目(非公表の町村を除く)と良好な結果です。

基礎自治体の責任の一つは、質の高い公教育を提供して、子どもの選択肢を増やすこと。テストの成績が全てではありませんが、重要な指標の一つではあります。ゆくゆくはトップにしていきたい。

 

閉鎖的な状況で権威者の指示があると、人は残酷になることが証明されている

日大悪質タックル事件の選手会見は、どうしてもミルグラム実験を思い出させる。ミルグラム実験は閉鎖的な状況における権威者の指示に従う人間の心理状況を実験したもの。50年近くに渡って何度も再現できた社会心理学を代表する模範となる実験で、概要は次の通り。

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NHKスペシャル 縮小日本の衝撃 労働力激減 そのとき何が

交野の人口は2045年に55,000人と推計されていて、高齢化率は42%となります。番組ではちょうど同じ高齢化率に既になっている岡山県美作市を紹介。美作市ではベトナム建国の英雄ホーチミン像をたて、ベトナム人の受入こそ生き残る道、外国人3000人構想を立てていました。

私自身は外国人受入を必ずしも否定しませんが、「自治体生き残り」のために外国人を入れようというのは本末転倒なのではないかと考えます。自治体じゃなくて住民が先にあるのではないでしょうか。

http://www6.nhk.or.jp/special/sp/detail/index.html?aid=20180520


メモ

ここ20年での生産年齢人口 -1000万人

労働力を補う「高齢者」「外国人」

2050年の人口ピラミッドは「棺桶型」世界は日本がこの難局を乗り切れるか注視している。

岡山県美作市、高齢化率40%。すでに人口ピラミッドは棺桶型
去年労働力不足を補うために、ホーチミンの銅像を設立。ベトナム人を呼び込むため。
3月の市長選挙「外国からの労働力受入こそ生き残る道」外国人3000人受入構想。現在は200人。

介護人材38万人不足(2025年) 美作市では現実。介護事業者の撤退やサービス縮小。
老老介護。82人中16人が高齢者。トラブルも。高齢スタッフがいなくなった→帰宅してた。物忘れ。

日本の労働者に占める高齢者の割合は12%、過去最高
シルバー人材センター。仕事の内容が様変わりし、派遣労働が増えている。
シルバー人材センターにアンケート「若者がやりたがらない3Kの仕事が多い」「暴言を言われた」
高齢者も現役世代と同等の働きを求められている。
シルバー人材センターも人材難。国は派遣を進めろというが、現場はそこまでキャパがない。

外国人をうけいれるために外国人寮整備。

ところが、ベトナムでも人材争奪戦。賃金が安く勤勉なベトナム人に殺到。韓国、ルーマニア。台湾が最大で年間67000人。なぜ台湾?「台湾のほうが近くて手続きが簡単」「日本は長期間勉強が必要」

台湾「労働者」12年、転職可。 日本「技能実習生」5年、転職不可。
台湾は26年前から「棺桶型」(日本から10年おくれ)に備えて外国人労働者を受け入れ強化。
台湾のベトナム人のうち1/3は介護分野。日本では日本語の試験。台湾では語学力、技術は不問。
利用者は不安、コミュニケーションもうまくとれない。しかし、人材不足には変えられない。

美作市に戻る。外国人技能実習生の獲得を検討。しかし、思った以上にカネがかかる。5年しかいられないのに、日本語の習得にかかる費用がかかるので。「日本語がそれだけ必要とされるか?今の制度は疑問」

技能実習生の制度は無理が多い。地方「ワーキングビザに移行すべきとき。」

技能実習生への不正行為は300件。
先進国の日本でこんなことがあると思っていなかった。日本がこんなだと知っていたら来なかった。

日本はこれほどの高齢化していながら、移民を受け入れていない特異な国。
これまで作り上げてきた社会をどこまで変え、何を守るのか。縮小日本の現実

「消滅可能性都市」8割の自治体で人口減加速…では交野市は?

枚方の木村亮太議員のブログに刺激をうけ、交野市も調べてみました。結論として、交野市も人口減少が加速しています。

2013年推計 2018年推計 推計の差
(人口減少の加速度)
2015年 77,015 76,435* -580
2020年 75,617 74,314 -1,303
2025年 73,444 71,167 -2,277
2030年 70,721 67,392 -3,319
2035年 67,710 63,402 -4,308
2040年 64,642 59,456 -5,186
2045年 55,605

*確定値

2013年の時点では、2040年の推計人口は64,642人となっていましたが、5年後の2018年現在、2040年の推計人口は59,456人になりました。以前も書きましたが2045年には交野市の5人に2人が65歳以上、4人に1人は75歳以上になります。私も2045年は65歳です。

まちを賢くコンパクトにまとめ、質の高い生活ができる交野市を目指します。無駄遣いしている余裕はありません。公共と行政の役割分担、民間でできることは民間に。住みたいまち交野とは、住んでいる人が満足しているまち交野であるはずです。

公務員給与の年功序列を変えられない本当の理由

ダイヤモンド・オンラインが、公務員給与の年功序列を変えられない本当の理由というタイトルの記事で、地方公務員の年功序列型賃金について論じています。

この記事にもあるように、年功序列を維持する一番の問題点は、「旧態依然とした文化や制度が、新卒や中途を問わず、自治体で働く魅力を低下させている」ことにあります。交野市でも年功序列が維持されています。

記事の中では改革に取り組んだ例として箕面市の人事給与制度改革を取り上げています。また、記事には取り上げられていませんが寝屋川市の人事給与制度改革プランも特筆すべきものです。両市に共通するのは「頑張る職員が報われる制度」を目指していること。つまり、交野市を含むほかの大部分の自治体は、頑張っても頑張らなくても同じ人事給与制度になっています。

この記事では給与制度改革を阻む最も高いハードルは職員組合と地方議会と書かれています。この前の交野市3月議会でも、(人事給与制度改革とは異なりますが)市長等特別職の5%給与カット条例を、市議会が否決しました。市長等特別職が自分で給与を下げたいと言っているものを、ダメという理由がわかりませんが、反対したのは自民、公明、民進の各会派です。共産党は「反対する理由がない」と、我々維新の会とともに賛成しました。しかし、反対多数で否決されました。このような前例踏襲を是とする議会のもとで、人事給与制度改革が進むとはたしかに想像しにくい。

記事の中でも「本来なら議会が主導してほしい」とあります。ちょうど3月議会一般質問で、私から総務部長に給与制度改革について質問しました。答弁では、2018年に改定する人材育成基本方針で、頑張ろうと思える人事給与制度の構築にしていくとのこと。

人事給与制度改革を進めて、真に市民のために頑張る職員が報われる制度を作っていきたいと思います。

黒瀬
寝屋川市が昨年11月に人事給与制度改革プランを策定された。副題は「職員が頑張ろうと思える人事給与制度」。本市の人事給与制度のありたい像はどのようなものか、教えてください。

総務部長
今後は、人事評価制度を熟成させていくとともに、来年度に改正を予定しております「交野市人材育成基本方針」において、職員が頑張ろうと思える人事・給与制度の構築に取り組んでまいりたいと考えます。

交野市の将来推計人口が発表されました

国立社会保障・人口問題研究所が「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」をまとめました。

それによりますと、交野市の2045年の推計人口は55,605人。2015年を100としたとき、72.7にまで落ち込みます。高齢化率は、2015年の26.3%から42.5%まで上昇し、5人に2人は65才となります。また、社会保障費が急増する75才以上の人口の割合も25%まで上がります。

高齢化率が上昇する一方で、15才未満のこどもの数は現在から半減し、5,765人となります。中学校は2校、小学校も4~5校で充分という規模です。

ずっと言われていることですが、これらは現実となります。しかし、暗い話ばかりでもありません。長生きはながらく人類にとって夢でした。人生100年時代の到来を福音とできるかどうかは、僕たちの世代にかかっていると思います。