日本財政学会で発表しました

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10月22日~23日に京都産業大学にて行われました日本財政学会第73回全国大会にて発表を行いました。

発表した論文はこちらです。

交野について書いた論文ではありません。全国の自治体の効率性を推定して、どのような自治体の因子と効率性が関係しているのかを調べた実証分析の論文です。巨大なエクセルファイルと統計ソフトと格闘しながら作る系の論文です。

学会では、発表が20分、他の大学の先生による討論が10分で、質疑応答が10分。計40分です。とても疲れました。

自分の発表がない時間は、他の発表を聞きに行きます。本当に勉強になることばかりです。他の議員さんにお伝えしたいことももりだくさん。

さて、「研究活動を地方議員がしていてなんになるの?」というご意見や批判をたまに頂戴いたします。もっともな意見であると考えます。議員にとってより大事な勉強は、図書館にこもって本を読み漁ったりすることではなく、地域をよくまわり、地域のことを勉強することです。

一方で、かつての議員のように市長の提案に全て賛成または全て反対していれば良い時代は終わりました。いよいよ交野も史上初めて人口が減り始めました。初めてのことに対処するには、いままでと同じ方策は通用しません。各自治体は自分で考えて、歴史上初めての事態に対応しなければなりません。議員は自分から提案しなければならない。

市長と違い、議員の強みは15人いることだと考えています。それぞれが強みを発揮することが大事で、個々の議員はそれぞれのことを尊重しつつ、バラバラのことをしているほうが望ましい。私は、私なりの強みを、「財政分野、行政分野の最新知見を常に吸収し、咀嚼し、交野に活かせるよう提案すること」で発揮したいと考えています。

もちろん、地域をよくまわることを疎かにするつもりはありません。今後共今までと同じように、ご指導ご鞭撻をお願いします。

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委員会で交野市一般会計決算審査認定に反対しました

本日行われました決算特別委員会の採決において、平成27年度交野市一般会計歳入歳出決算書の認定で、大阪維新の会は反対しました。その理由を説明します。

決算書に「給食費」が記載されていない

そもそも予算は、歳入歳出の全てを予算に計上することが求められ、歳計外現金は地方自治法第235条の4に規定する法律又は政令で規定するものの他は、保有することができません。しかし、決算書には、市民の皆様より納めていただいている給食費が計上されていませんでした。

(現金及び有価証券の保管)
第二百三十五条の四  普通地方公共団体の歳入歳出に属する現金(以下「歳計現金」という。)は、政令の定めるところにより、最も確実かつ有利な方法によりこれを保管しなければならない。
2  債権の担保として徴するもののほか、普通地方公共団体の所有に属しない現金又は有価証券は、法律又は政令の規定によるのでなければ、これを保管することができない。
3  法令又は契約に特別の定めがあるものを除くほか、普通地方公共団体が保管する前項の現金(以下「歳入歳出外現金」という。)には、利子を付さない。

決算は、住民の皆様に納めていただいた税金の使いみちを明らかにすることで、市政の経営状況をお知らせするものです。したがって、全ての重要な事実が、決算書に記載されていなければなりません。

「給食費は公金ではない」は無理がある

市側の説明では「給食費」は公金ではなく、「私会計」であるとのことでした。学校ごとに給食を作る形式ならともかく、交野市が運営する給食センターで給食をつくり、小中学校に配食している事実からして、「私会計」であるとするのは無理があります。学校給食事業は、交野市の事務事業概要にも掲載されています。市も、給食は市の事業であり、そこで扱うお金は公金であると認識しているのは明らかです。

公平のために記しますが、給食費を私会計で処理している市が他にもあるのは事実です。しかし、本市の実情から照らすと、交野市の給食費は公金であるのは明らかで、公金である以上使いみちを市民の皆様に決算書で報告しなければなりません。

3億円の給食費が欠落している決算書は、重大な瑕疵がある

大阪維新の会では、一般会計決算について市側との質疑を踏まえて慎重に検討いたしましたが、

  • およそ3億円の給食費に係る収入と支出が決算書に記載されていないこと。
  • 質疑における理事者側の答弁は、給食費が記載されていないことについて積極的な理由を説明していないこと。
  • 総括質疑において平成29年度予算での改善を求めたが、早期に改善するという答弁にとどまったこと

から、平成27年度一般会計歳入歳出決算書は重要な事実が欠落し、住民に真実の決算を開示するものではないと結論づけました。

なお、早期に改善するとの答弁でした。これが本気かどうかは、次の12月議会において給食費に関する条例が市側から提出されるかどうかで分かります。もしも12月議会で条例提案された場合は、本議会では決算認定に賛成しても良いと考えています。

ちなみに、委員会の決算認定は可否同数となり、委員長採決で認定と決しました。

11/5行政事業レビューがあります

毎年秋に行われている行政事業レビュー、今年は大阪でも行われます。どなた様も参加できます。山本行革担当大臣も参加予定で、私は阪大側でお手伝いに行く予定です。

行政事業レビューとは、かつての事業仕分けの内容を変更し、各府省自らが、5,000を超える国の全ての事業について、概算要求前に、前年度の執行状況(支出先や使途)等の事後点検を行い、事業内容や目的、成果、資金の流れ、点検結果などを書いた各府省共通のレビューシートを作成、公表するものです。

納税者の皆様に向けて公開でやる事業レビューは、是非とも交野市でもやりたい。既にやっている自治体もあります。有権者の皆様、税金がどのように使われているのか見に行きましょう。行政に関わる皆様、勉強のチャンスです。取り入れられるところは取り入れて行きましょう。私も、当日はお手伝いしつつ、しっかりと勉強いたします。

行政事業レビュー 今年は大阪でも開催 阪大豊中キャンパスで11月5日

日本財政学会で発表します

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10月22日、23日に京都産業大学で行われます日本財政学会にて報告を行います。

論題は、「地方自治体の効率性に関する分析」で、コツコツ収集したデータを実証分析して、自治体の効率性の差がどこから来るのかに光を当てたものです。

公務員をしているときに、疑問に思っていたことが論文執筆の動機になっています。高速道路が通るのは同じなのに、とてつもなく借金を抱える自治体と、そうでない自治体。国体をやるのは同じなのに、とてつもなく借金を抱える自治体と、そうでない自治体。いったい、どこが違うんだろうという素朴な疑問から研究しています。

全国の自治体にアンケートを取って、実証分析いたしました。

とはいえ、準備不足は否めません。議員の仕事はおろそかにできません。

新ごみ処理場を見学

私市に建設中の、新ごみ処理場を見学してきました。

交野市は、ごみ収集は市がやっていますが、ごみ処理は四條畷市と交野市でつくる四條畷市交野市清掃施設組合という団体でやっています。現在のごみ処理施設は四條畷にあるのですが、建築後40年以上経っていて、日本で一番古いごみ焼却炉と言われているそうです。

今回はその代りとなる、新しい施設の建設現場に見学にきました。土地代が23億円。施設が104億円という大規模工事。今後借金の返済だけで交野市に年間数億円負担があるとのこと。

新しい焼却炉ができるだけでなく、資源ごみの分別や破砕もできるリサイクル棟もできます。また、ゴミを燃やす熱を利用して発電を行い、施設で利用するほか、売電して収入を得るとのこと。

現在はまだ基礎をつくってるだけ、のように見えますが工程表ではあと1年で試運転開始。見学は初めてだったのですが、現場の方は「ここまで来るのがどれほど大変だったか」と感慨深げでした。

この焼却炉が稼働してからも、

  • 現在の焼却炉の廃棄はどうするか
  • 交野市のリサイクルセンターが不要になるがどうするか

など、解決する課題は山積みです。頑張って取り組んでいきます。

ご意見をお聞かせください。