認定こども園移管法人選定委員会条例案が否決されました

平成29年12月議会で波乱がありました。交野市が進める公立こども園民営化法人選定委員会の設置条例が否決されました。

私たち維新の会は保育園の民営化には賛成ですが、市提出の条例案はあまりにも市民参加をないがしろにしたもので、修正案を提出したことは先日「公立こども園民営化に関する議案に対して修正案を提出しました」にしたためたとおりです。

12月25日の本議会最終日で、我々が提出した修正案は残念ながら、否決されました。その後、市長が提出した市長原案も否決されました。次回以降の議会に議決が先送りされることになります。きちんとした案が上程されることを期待しています。

我々が提出した修正案は以下の通りです。

提案理由

岡田議員の提案理由説明の要旨は以下の通りです。

議案第55号交野市認定こども園移管法人選定委員会条例に対する修正案を説明します。

本修正案は、原案では選定委員会を構成する保護者の代表者が1名以内とありましたところを、2名へと修正するものです。

その理由として、1点目ですが、認定こども園には保育を必要とするこどもと、保育を必要としないこどもが通われています。保護者も多様な方がおられ、新しい民営化園へのニーズも多様です。また、保護者の方が委員会に出られない事情が発生することも考慮すると、どうしても保護者の代表は最低2名必要と考えます。

2点目ですが、他市の事例を調べましたので参考をご覧ください。過去の他市事例をご覧になってもわかるように、保護者代表が1名の選定委員会はなく、他市の担当に伺っても、保護者が1名では出席される保護者の方が心細いとのお声があるようです。

3点目ですが、交野市の他の教育・子育てに関する委員会・会議への保護者参加の状況をみても、教科書を選定する委員会では保護者代表2名、子ども子育て会議では保護者代表2名、市民代表が3名、学校教育審議会では17名中PTA代表3名、市民代表3名。生涯学習基本計画推進委員会では10名中市民代表2名と、市民や保護者の意見をより広く丁寧に聞こうとしています。

これらのことから、保護者代表1名以内という原案は、市民の声を広く集めるには不足していると言わざるを得ず、修正案により2名へと修正しようとするものです。

賛成討論

私からの賛成討論の要旨は以下の通りです。

議案第55号交野市認定こども園移管法人選定委員会条例に対する修正案に対し賛成の立場から討論します。

岡田議員が説明されたように、選定委員会に参加できる保護者が1名という提案は保育ニーズの多様性の観点、他市比較の観点、交野市内での市民参加の比較の観点からも不十分であることは明らかです。市民感覚とのズレがあると言わざるをえません。

市長が議会に諮る案件について、市民の意思が他のところにあるとすれば、ためらうことなく修正を加える。また、市長が諮らない案件についても、市民の意向を踏まえて必要があれば議員の発議により条例の制定などに取り組む。これがそもそも我が国地方自治制度が想定している議会本来の姿です。

私は給与の「わたり」は廃止したとの執行部側の説明を信じていましたが、実際は「わたり」は残っていました。昨年6月議会で条例改正しましたが、平成28年度は「わたり」部分の給与を払い続けることになりました。また、12月議会では提出された議案に誤りが見つかり、同じ議会で改正条例を議決しました。我々議会が本来の機能を発揮していたら、起こり得なかった痛恨事でした。

このように、執行部の議案には脱漏、法令解釈の誤り、事実確認の懈怠、関係機関との意思疎通の不足は日常的に存在し、結果として執行される市政には無駄、非効率そして市民の意志とのずれが生じます。

市政にずれがあるとすれば、それは執行部の責任であり同時に議会の責任でもあります。我々維新の会は市民の代表として、真に市民のための市政を実現するため全力を尽くします。他会派の議員各位におかれても、同じく市民の代表として市民の総意を市政に反映させるべく、議会活動を展開し、表決に臨まれることを切望する次第です。

修正案について賛否を決めかねている議員各位には、是非とも市民の意志を市政に反映させる本修正案に賛成していただきたく、伏してお願いを申し上げて修正案への賛成の討論とします。

「かたのし、たのし」vs「たのし、かたのし」

先日、こんなしょうもないことをツイートしました。

すると、しぇあぽんさんからこんなリプライがありました。

「かたのし、たのし」か「たのし、かたのし」か。難しい問題です。デザイナーをしている妻に聞くと「たのし、かたのし」でしょうとのこと。私は「かたのし、たのし」派。ムムム・・・これは白黒つけなければ!

ということで、投票機能でご意見を募集したところ、36人の方から回答がありました。結果は・・・

「たのし、かたのし」が優勢。ということで、来年は「たのし、かたのし」を流行らせたいと思います。

公立こども園民営化に関する議案に対して修正案を提出しました

今回の議会に提出されている認定こども園移管法人選定委員会を設置する条例案に、維新の会から修正案を提出しました。

市長の提出した原案では、あまだのみや幼児園を民営化して運営する法人をきめるための選定委員会に保護者代表が1人しか参加できないのを、2人参加できるように修正するものです。

保護者代表が1人はおかしい

認定こども園には保育を必要とするこども(保育園部分)と、保育を必要としないこども(幼稚園部分)が通われています。保護者も多様な方がおられ、新しい民営化園へのニーズも多様です。また、保護者の方が委員会に出られない事情が発生することも考慮すると、どうしても保護者の代表は最低2名必要と考えます。

他市と比較しても1人はおかしい

交野市は保育所民営化が遅れており大阪府下でも最後発なのですが、他市と比較しても選定委員会に保護者が1人というのは普通ではありません。

他市の民営化を担当された職員さんにお伺いすると「保護者がひとりでは、負担が大きい」とのこと。

ごもっともな意見だと思います。交野市は「保護者の負担が大きいので1人」と説明されるのですが、例えば「お化け屋敷に入るとき1人と2人、どっちのほうが負担が大きいか考えてみたら?」と思うのですが。

市の名前 民営化対象保育園 民営化法人選定委員会への保護者の参加
枚方市 さだ保育所他 計7園 7名中 保護者代表2名
寝屋川市 ひまわり保育所
かえで保育所
8名中 保護者代表2名
たちばな保育所
なでしこ保育所
10名中 保護者代表4名
しらゆり保育所
すずらん保育所
10名中 保護者代表4名
もくれん保育所 5名中 保護者代表0名1
すみれ保育所 5名中 保護者代表0名1
ひなぎく保育所 5名中 保護者代表0名1
大東市 津の辺保育所
寺川保育所
5名中 保護者代表 0名2
17名中 保護者代表8名
守口市 市立保育所 計5園 9名中 保護者代表3名
四條畷市 南野西保育所 保護者代表0名3

1保護者から負担が重いとの声があり、別途意見交換の場を設けることにしたとのこと
2募集要項の原案を作成した「大東市保育所のあり方に関する小委員会」の構成
3選定委員会とは別に「雁屋北民間保育園等あり方意見聴取会」を設置

交野市の他の委員会と比較しても1人はおかしい

交野市の他の教育・子育てに関する委員会・会議への保護者参加の状況をみても、市民や保護者の意見をより広く丁寧に聞こうとしています。

交野市立義務教育諸学校教科用図書選定委員会 交野市立学校に在籍する児童又は生徒の保護者 2名
交野市子ども・子育て会議 市民代表者 3名
子どもの保護者 2名
学校教育審議会 PTA代表 3名
市民代表 3名
生涯学習基本計画推進委員会 市民代表 2名

市は民営化の進め方が雑すぎる、もう少し丁寧に

私たち維新の会は、公立こども園民営化に賛成です。むしろ遅すぎたと考えています。しかし多くの点で、現在の民営化の進め方で市の考えと意見を異にしています。

市の考えは、現在の公立こども園での保育を継承したい考えですが、私は質の高い保育を実現するほうが大事で、現在の保育にはこだわらず、保育を充実させるほうが良いと考えています。

市の考えは、民営化後も市の影響をこども園に残したい考えですが、私は民営化後は運営する法人にできるかぎり任せる方が良いと考えています。

今後は、市は丁寧に受益者、専門家、他市の担当者の意見を聞き、あまり固定観念や既定路線を設定せずに、よりよい保育をつくりあげてほしいと願っています。

「議員年金復活反対の意見書」可決されませんでした

平成29年12月の交野市議会に「地方議会議員の新たな年金制度に断固反対する意見書」を交野市議会に提出しましたが、議会運営委員会の審査の結果、残念ながら上程には至りませんでしたので報告します。

反対は 自民2、公明3、民進2、無所属1
賛成は 維新2、共産3、無所属2

あと一票足りませんでした。残念です。

議員のなり手がいないので議員年金を復活させる。論理の飛躍がありますが、自民党と公明党はこの流れで議論しているようです。
自公 地方議員の年金復活目指し検討で一致
地方議員年金「政治家の厚遇でしかない」維新・松井代表

議員年金を復活させなくても、誰でも入れる「個人型確定拠出年金」があるじゃないか。もしそれで足りないのであれば、それは制度が不備なのだから、掛け金を増やせるようにするとか職業によって不公平が無いよう制度を拡充すればいい。なにせ、ルールを決める議員なんだから、それは君たちの仕事でしょう。

議員向けの年金を作る必要性も許容性も無いよね、と思います。

皆さまはどうお感じになるでしょうか?

一般質問の作り方

12月議会がはじまりました。来週月曜に予定されている一般質問に向けて、質問を作成している真っ最中です。質問の作り方は人それぞれですが、私なりの質問の作り方はこうです。

1 テーマを決める

何個もバラバラに質問するのも良いのですが、私はテーマを1つ設定するようにしています。今回は「働き方改革」で行こうと思っています。なぜ12月議会に働き方改革なのか、理由はいろいろあるのですがここでは割愛します。

質問の構成は誰もが納得する結論をサポートする小テーマA→小テーマB→小テーマCについて質問して、小テーマ群を達成したら大テーマが達成されるよねという構成にします。

2 質問の構造を作る

「働き方改革」について、1人で掘り下げて考えます。「働き方改革って言われてるけど、それはなんだろうな。なぜ大事なんだろうか。」を考えると「市役所の業務は増えている」「背景には住民ニーズの多様化」「職員数は増やせるのか?」「人口は減っていく」「働かない職員と働く職員がいる」「ICTの発展がすごい」「市役所はICTを役立ててない」などのファクトに気づきます。

このままじゃパンクする。どうしよう?と考えると、「市役所を持続可能に運営するため、働き方を改革するのだ」という結論が思い浮かびます。「持続可能」とは何かなと考えると、次のような公式が思いつきます。

左辺(業務量)が多くなって、右辺が変わらないと、イコールが成り立たず持続可能ではないですよね。働き方改革を考えるときは「業務の改革」「生産性の向上」を考えれば、抜け漏れはなさそうだと気づきます。(実際は生産性の向上を2つに分割して、人事と情報化にしました。)

働き方改革というと「イクボス」などの流行語に飛びつきたくなりますが、それらは働き方改革の一部でしかないですよね。イクボスとは、長時間労働を是とする意識を改革することですが、それだけでは生産性はあがりません。単に「イクボス宣言をしてますか?」と質問しても仕方ないです。上のように考えると、抜け漏れを防げます。

ここまでできたら、質問はできたも同然です。「働き方改革」を達成するためには、「業務の改革」「人事の適正化」「ICTの活用」を達成すれば、いけますよね。達成しなければ、市役所は持ちませんよねという基本ラインを質問をしていきます。

大事なのは、質問という貴重な機会で、上のような考えを市役所側に伝えることです。何か感じれば何か動くかも、という期待をもってやっています。

助けてください。交野市に登下校メールを導入したい!

登下校メールというサービスをご存知でしょうか?ICタグをランドセルに入れておくと、お子様が学校に登下校するたびに保護者のケータイに連絡があるサービスです。阪急阪神さん東洋テックさんなどがサービスを展開しています。料金は、ある業者は月額360円です。

保護者にとっては「お子様が学校にちゃんと着いたことが分かるので、安心してしごとに打ち込める」とか、「帰宅時間が予測できるので、用事がやりやすくなった」といった効果があるようです。

学校側にとっては、予算が要らず無料で始められることや、学校から保護者への一斉メールサービスが無料でついてくるという利点があります。

誰にも損がない話ということもあってか、大阪府では守口市、箕面市、高槻市などが全校に導入しており、大阪市、吹田市、豊中市、門真市、寝屋川市、大東市、茨木市などが一部の学校に導入しています。

私は、このメールサービスを交野市の小学校に導入したいと考えています。そこで、導入する権限がある教育委員会や各学校にお願いにあがったのですが、うまくいきません。一般質問もしたのですが、残念ながら動きがありません。

そこで、ぜひPTAをはじめとする保護者から、学校にお願いしてほしいのです。前回の市政報告にアンケート調査を入れたのですが、ご覧の通り

  • 導入したほうが良い 47.6%
  • 導入しない方が良い 23.8%

という結果になりました。私の思い込みというわけではなく、ニーズはあるようです。ニーズがあれば、市はつけると言っています。保護者の側から学校にお願いをしていただけないでしょうか。誰もなにも言わなければ、今のままです。勝手に子どもの安心安全が高まることはありません。

また、PTAの役員さんを紹介していただけないでしょうか。ご説明に伺います。PTAには力があります。私には子どもの安心安全が大事なのです。ぜひ協力してください!

保護者の方で、協力してくださる方や詳しい説明を希望の方はぜひ kuroseyudai@gmail.com か 080-3735-1105(黒瀬) までご連絡をお願いします。SNSからでもOKです。新学年まで時間がありません。よろしくお願いします!

ロジカルライティングのすすめ

市役所のホームページに、交野市立認定こども園民営化基本方針の内容を説明する次の文章がありました。

本市の幼児期の教育・保育施策については、質の高い幼児期の教育・保育、また更なる子育て施策の充実の実現に向け、民間事業者の持つ柔軟性や効率性を活かし、保育環境の改善等による待機児童の解消や多様なニーズに迅速かつ効率的に対応するため、老朽化が著しい公立認定こども園の建替え時期をふまえ、従来の公立の保育を継承していくことを基本として、市立認定こども園の3園のうち1園を民営化に移行し、公立だけでなく、民間を含めた全市的な教育・保育の質の向上を図るための方向性を示すもの

理解できますか?順番を入れ替えて、重複してる部分をすっきりさせてこう書き換えるとどうでしょうか?

「交野市立認定こども園民営化基本方針」は、交野市全体での教育・保育の質の向上への方向性を示すものです。
質の高い幼児期の教育・保育、子育て施策を実現するため、民間の柔軟性・効率性を活かします。そのために市立認定こども園3園のうち1園を民営化して、待機児童の解消と多様なニーズへの対応を目指します。
この方針は老朽化した建物の建替えを含み、従来の公立保育継承を基本とします。

公立保育継承をとるのか、民間の柔軟性・効率性をとるのかよくわからない部分は残りましたが、だいぶ良くなりました。


行政マンの基本は、課題を捉え、解決するために考え、それを正しく相手につたえることです。ロジカルライティングはメッセージをわかりやすく伝え説得するための強力なツールとなります。是非身に着けて、市民にメッセージをわかりやすく伝えてほしいと思います。私もがんばります。

維新が言う「是々非々」って何?

私たち維新の会は与党なのか野党なのかわからないとよく批判されます。議案に対して賛成や反対を、その内容で決めているからです。政策に対して是々非々で臨むのが、維新の会なのですが、この「是々非々」という考え方があまり理解されず「いいとこどりだ!」「日和見だ!」と批判されます。

そこで、是々非々が何なのか、そしてなぜ批判されるのかを解説したいと思います。

「是々非々」は、もともと紀元前3世紀ごろの思想家・荀子の言葉です。「性悪論」とか「学は以て已む可からず」「青は藍より出て藍より青し」で有名ですね。

荀子は『修身』の中で「是を是とし非を非とするは、之を智と謂い、是を非とし非を是とするは、之を愚と謂う」と言っています。私なりに現代語訳すると「正しいことを正しいと言い、間違っているものを間違っていると言うのは賢いやつ。正しいことを間違っていると言い、間違っていることを正しいというのは愚か者」でしょうか。

何を当たり前のことを言っているんだ?と思うかもしれません。しかし、当たり前ではありません。皆様の会社でも、意見の内容ではなく、誰が言ったかによって態度を変える人、いませんか?是々非々思考の人はぺーぺーでも重役でも同じことを言えば同じ態度です。しかし、ぺーぺーなら「何をいってるんだ!勉強しろ!」重役なら「おっしゃるとおりです!」という態度になる人、いませんか?

このように、誰が言ったかによって態度を決める思考のことを「敵味方思考」と言っています。(私が勝手に名付けただけで、正式な名前ではありませんのでご注意ください)

先日、こんなことがありました。平成29年6月議会にて、ぼくたち大阪維新の会は「ギャンブル依存症対策を求める意見書」を提出したのですが、公明だけ賛成、自民、民進、共産は反対し可決されませんでした。しかし、直後の9月議会にて、公明さんがほぼ同じ内容の「ギャンブル依存症対策を求める意見書」を提出すると、維新は当然賛成ですが、前回反対した自民と民進も賛成に回り、可決されたのです。

このように、何を言ったかではなく誰が言ったかによって態度を決める敵味方思考は社会に多く存在し、特に政治家に多いです。シンゴジラでも長谷川博己さん演じる主人公(?)の矢口蘭堂が「政界には敵か味方しかいない。シンプルだ。性に合ってる」と言っていましたね。

反対に、是々非々思考をする代表的な人は、弁護士です。彼らは、依頼者が聖人君子だろうが極悪人だろうが興味はなく、法と証拠によって物事を判断します。聖人でも罪を犯していれば有罪で、極悪人でも何もしていなければ無罪です。裁判所に飾ってあるテミス像が目隠しをして天秤を持っていることがそれを象徴しています。維新を開業した橋下徹氏が弁護士であるのも、偶然ではないと思います。

是々非々思考 敵味方思考
賛成・反対の基準 提案の内容 提案した人が敵か味方か
提案を通すための努力 良い提案を作る 仲間を増やす
多い組織・職業 弁護士、技術者 軍隊、政治家、ムラ組織

是々非々思考の人は、敵味方思考の人から理解されず悩む時があります。
「なんであいつのいうことに反対なの?」
「こことここがおかしいからです」
「あいつのこと嫌いなん?」
「いや、好きとか嫌いとかではなく、政策がおかしいんです」
「要はあいつのこと嫌いなんやろ?」
「・・・」
というのは本当によくあることです。敵味方思考が強い人は、自分以外も敵味方思考で動いていると信じているので、話にならない。敵味方思考を捨てなくていいけど、世の中には是々非々思考の人もいることを理解してほしいと願います。

これが、是々非々が批判される理由です。敵味方思考の人にとって、是々非々思考は態度をコロコロ変えているように見えるのです。自分が提案したことなのに、前回は賛成、今回は反対というのが、理解できないのです。提案する内容によって賛成か反対か変えるのは、敵味方思考の人にとって敵か味方か分からず、混乱してしまうのです。

敵味方思考を全否定するわけではありません。例えば軍隊は、命令を出したのが誰かが全てです。命令の内容によって「私は賛成だな」「私は反対だな」と決めていたら、戦争になりません。他にも軍隊と性格が似ている組織には、敵味方思考がフィットします。私はそういう組織では働きたくないのですが、それが性に合っているひともいるでしょう。維新の会が既存政党のピラミッド型組織ではなくて、国会議員、地方議員、一般党員までフラットな組織を目指しているのは、偶然ではありません。是々非々思考から出てくる自然な結論なのです。

是々非々について、どう思われたでしょうか?いいとこどりでも日和見でもなく、真剣さと勉強が求められる立場なんです。我々は議案に対して賛成か反対か真剣に議論します。敵味方思考で「なんでも賛成」か「なんでも反対」か決まってる人は楽だよなーと思うこともあります。

以上は私なりの考えなので、他にも是々非々についていろんな考え方があると思います。維新の人にも、いろんな人と多くの考え方があり、そうじゃないという人もいると思います。そこは是々非々でいきましょう。

以上はくろせ雄大個人の考えで、党の正式な見解を表明するものではありません。