箕面市のデータを活用した子ども貧困対策

箕面市が行っている特徴的な子どもの貧困対策の視察を、大阪維新の会議員有志で行いましたので、ご報告します。

日時 2018/7/20 10:00-12:00
場所 箕面市役所 本館3階 大会議室
テーマ 箕面市の子どもの貧困対策の取り組み

箕面の取り組みを三行でまとめると

  1. 全ての0~18歳の学力調査、生活状況調査、学校検診、虐待通報などのデータを集約、過去分から蓄積し、変化を追跡するデータベースシステム「子ども成長見守りシステム」を構築。必要な個人情報保護条例を改正
  2. 一般的な自治体では教育委員会と市長部局に分散している子育て支援業務を、機構改革によって教育委員会に一元化。
  3. 全国学力調査(小6、中3)、全国体力調査(小5、中2)に加えて箕面独自の学力・体力・生活状況総合調査(小1~中3)を実施

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平成29年度チャレンジテストの結果

今年の1月11日に、大阪府の中学校で一斉に行われた「チャレンジテスト」の結果が交野市のサイトで公開されています。

また、大阪府のサイトで、市町村別の結果が公開されています。

交野市の中学2年生の平均点(国・数・英の合計)は、大阪府下で上から9番目(非公表の町村を除く)と良好な結果です。

基礎自治体の責任の一つは、質の高い公教育を提供して、子どもの選択肢を増やすこと。テストの成績が全てではありませんが、重要な指標の一つではあります。ゆくゆくはトップにしていきたい。

 

夏休み明けの給食が早くなりました!

交野市の学校給食は、夏休みが明けてから給食開始までだいぶ期間がありお弁当をお願いしています。今年から少し給食開始が早くなりましたのでご報告します。

去年は給食開始が9月1日でしたが、今年は8月29日から給食開始になります。とても嬉しいことです。学校給食センター、各小中学校はじめ関係各位の努力に感謝です。

以前の議会で交野市の学校給食が、夏休み明けてから始まるのが他市と比べて遅いことについて質問してきました。また、PTA等からも給食開始を早めるようにとの声があったとのこと。

平成29年9月議会 一般質問 抜粋

質問 黒瀬雄大

関連して、夏休みの給食についてお伺いをいたします。
 交野市では、ことしは8月25日から2学期が始まりました。学校給食が始まったのは9月1日でした。近隣他市の状況を調べましたところ、ことしは暦の関係から8月28日から2学期が始まった市が多かったようです。
 大東市は、給食開始が学校開始翌日の29日、枚方市と四條畷市は、2日後の8月30日、守口市と門真市は、3日後の8月31日。交野市は1週間要しています。また、9月に始まったのも交野市だけでした。
 なぜ交野市ではこんなに遅いのか素朴な疑問が湧いてまいります。理由を教えてください。

答弁 学校教育部付部長兼学校規模適正化室長(大湾喜久男)

お答えいたします。
各学校の普通教室への空調機設置に伴いまして夏休みが短縮されまして、8月25日から2学期が開始されております。8月中は午前中授業となっていることもございまして、現在、給食の提供は行っておりません。
近隣市の状況や児童生徒が真夏の真昼間にお腹をすかして帰宅している状況なども考えまして、現在、来年度夏休み後の8月中の学校給食提供につきまして検討しているところでございます。
給食を8月から提供するといたしました場合、現在は8月には出勤していない臨時職員の費用、給食回数がふえると考えた場合の給食費の確保あるいは厨房機器点検・清掃等の作業期間の短縮などの課題対応が必要とはなってまいります。

幼児教育保育無償化のヒアリング 守口市

平成29年度から幼児教育保育を完全無償化した守口市へ、維新の会の有志でヒアリング。1年を経た成果と課題を教えていただきました。

ヒアリング内容

守口市が認識している市の課題は人口減少、高齢化率の増加などですが、守口市の人口動態を分析すると、20代、30代の子育て世代の定住年数が短いことがわかったとのこと。そして、子育て世帯にやさしいまちづくりで市民の定住を促進し、(子育てにかかるコストを削減した分)消費を喚起して、地域の事業者も潤えるまちにするのが目的とのこと。

その際、西端市長が重視したのは「スピード感」一番先にフラッグを立てることで、守口の定住魅力をアピールするとのこと。西端市長の経営者としてのセンスがよくわかります。

課題は、無償化に必要な6.8億円の財源と待機児童対策。

財源は市立幼稚園・保育園を民間委託して8.5億円財政効果を見込んでおり、無償化して1年経た現在も大きく外していないとのこと。

また、待機児童対策は平成29年度455人分の定員増をしたとのこと。

私の感想

西端市長のリーダーシップと経営感覚による政策であることがよくわかった。また、無償化後の人口推移も詳しく示されたが、影響をきちんと確認できるものであった。

他方私個人としては、子どもを保育園に預ける選択をする世帯には恩恵の多い政策だが、子どもを家庭で育てる選択をした世帯との不公平、ギャップについての疑問をもった。

どのような政策にもメリットとデメリットがあり、慎重に計画は必要だが、スピード感のある決断が市長には求められる。守口市職員は西端市長と同じ方を向いて仕事ができていると感じた。西端市長の経営感覚が市の職員にも浸透しており、政策の試算でプラスがでるならやってみようという、チャレンジスピリットを職員ももっているのが、他の市役所と違う。とても良いことだと思った。


ヒアリングを快く受け入れていただいた守口市の職員様、守口市の竹嶋議員。段取りしてくださった泉大津の草刈議員、ありがとうございました。

本ブログの文責はくろせ本人です。守口市から聞いた話として記述した文章のうち、誤った内容があった場合の責任は、守口市ではなく、くろせにあります。

第二中学校の卒業式に参加してきました

本日午前中は、交野市立第二中学校の卒業式に、来賓として参加してきました。

近年の卒業式で記憶にないぽかぽか陽気の中で、卒業生の思いの詰まった良い卒業式でした。

校長先生の「夢を持ち続けること」「4つの幸せ」の話も、心を打つものでした。私も変化を恐れず、すぐに行動することを心に刻みました。

卒業生の皆さま、ご卒業おめでとうございました。

交野市の教育に関する事務の点検・評価報告書(平成28年度分)

教育に関する事務の点検・評価報告書 6MBあります

教育委員会より、平成28年度の教育に関する事務の点検・評価報告書が届きました。一見したところ、市のホームページにアップされていないようなので、アップしておきます。

目次は以下の通りです。

事務の点検評価について 点検評価の趣旨 点検評価の対象 点検評価の方法

教育委員会の活動状況 定例会及び臨時会の開催状況 協議会の開催状況 教育長・教育委員の活動状況 研修会・協議会等 市立幼稚園、小・中学校行事への参加・視察等

事業の内容及び点検評価の結果 夢と志を育む教育の充実(施策1) 生徒指導の充実(施策2) 読書活動の推進(施策3)  「新しい学び」の創造(施策4) 障がいのある子どもの自立への支援(施策5) 教職員の資質・能力向上(施策6) 学校運営体制の確立(施策7) 教育コミュニティの形成と家庭教育支援(施策8) 健やかな体の育み(施策9) 子どもの安全確保と危機管理体制の充実(施策10) 就学支援の充実(施策11) 学校保健の充実(施策12) 学校施設の整備(施策13) 学校給食の充実(施策14) 幼児教育の充実(施策15) スポーツ活動の充実(施策16) 文化活動の充実(施策17) スポーツ・文化施設の充実(施策18) 文化財保謹の充実(施策19) 青少年の健全な育成(施策20) 放課後児童会の運営(施策21)

学識経験者の意見 学校教育に関する事務の点検・評価報告(平成28年度分)について 生涯学習に関する事務の点検・評価報告(平成28年度分)について

平成28年度個別の事務事業の点検評価表(1~64)

交野市立認定こども園移管法人選定委員会条例の可決を受けて保護者の方にお伝えしたいこと

1月23日に招集された臨時議会において、交野市立認定こども園移管法人選定委員会条例が可決されました。この条例は12月議会で一度否決された後、選定委員会に参加できる保護者の代表者を1名から2名へ変更し、今回の議会で可決された経緯は、これまでお知らせしたとおりです。

あまだのみや幼児園の保護者の方にお願いしたいこと

選定委員会に参加される保護者の方は、初めてのことゆえ不安に思われているかもしれません。しかし、なにも難しく考える事はありません。これまであまだのみや幼児園に通われて、「ここ、もっとこうした方がいいんじゃないか」とか「こういうことできるんじゃないか」と思われたことが、きっとあると思います。そのような意見、視点を選定委員会に提供していただくことが、新しい園を良くしていきます。

そして、すぐに「自分の子どものためだけでなく、これから50年間のこども園はどうしていけばいいんだろう」とお考えになるはずです。皆さまのお子さんのお子さんが通われるこども園になるかもしれません。今の市立こども園を次のこども園に引き継ぐという視点だけでは足りません。「質の高い教育、保育を実現するため、どんな園が良いんだろう?」というそもそものところを考えてほしいのです。そう考えると参加できる保護者が1人というのは、あり得ない選択肢だったことがご理解できるかと思います。

選定委員会では、良い園にするために必要だと思われることは、ためらわず要求してください。例えば「他市の民営化した園を実際に見に行きたい」と事務局にお願いすれば、すぐに段取りしてくれるはずです。民営化した園の運営法人の園長さんや、もともと皆さまと同じ立場で選定委員会に関わっていたOB、OGの方にお話を聞いて「もっとこうしておけばよかったと思うことはありますか」などと聞いてみて下さい。きっと役に立つと思います。

新しいこども園の設計図をつくる作業はたぶん人生1度きりのとてもエキサイティングなものになるはずです。これほどクリエイティブな仕事はないと思います。全ての想いを実現できるわけではありません。しかし、これまでの経験と創意工夫と想像力で、次世代の交野のこどもたちのために素晴らしいこども園の設計図を創ってくださることを願っています。

公立こども園民営化に関する議案に対して修正案を提出しました

今回の議会に提出されている認定こども園移管法人選定委員会を設置する条例案に、維新の会から修正案を提出しました。

市長の提出した原案では、あまだのみや幼児園を民営化して運営する法人をきめるための選定委員会に保護者代表が1人しか参加できないのを、2人参加できるように修正するものです。

保護者代表が1人はおかしい

認定こども園には保育を必要とするこども(保育園部分)と、保育を必要としないこども(幼稚園部分)が通われています。保護者も多様な方がおられ、新しい民営化園へのニーズも多様です。また、保護者の方が委員会に出られない事情が発生することも考慮すると、どうしても保護者の代表は最低2名必要と考えます。

他市と比較しても1人はおかしい

交野市は保育所民営化が遅れており大阪府下でも最後発なのですが、他市と比較しても選定委員会に保護者が1人というのは普通ではありません。

他市の民営化を担当された職員さんにお伺いすると「保護者がひとりでは、負担が大きい」とのこと。

ごもっともな意見だと思います。交野市は「保護者の負担が大きいので1人」と説明されるのですが、例えば「お化け屋敷に入るとき1人と2人、どっちのほうが負担が大きいか考えてみたら?」と思うのですが。

市の名前 民営化対象保育園 民営化法人選定委員会への保護者の参加
枚方市 さだ保育所他 計7園 7名中 保護者代表2名
寝屋川市 ひまわり保育所
かえで保育所
8名中 保護者代表2名
たちばな保育所
なでしこ保育所
10名中 保護者代表4名
しらゆり保育所
すずらん保育所
10名中 保護者代表4名
もくれん保育所 5名中 保護者代表0名1
すみれ保育所 5名中 保護者代表0名1
ひなぎく保育所 5名中 保護者代表0名1
大東市 津の辺保育所
寺川保育所
5名中 保護者代表 0名2
17名中 保護者代表8名
守口市 市立保育所 計5園 9名中 保護者代表3名
四條畷市 南野西保育所 保護者代表0名3

1保護者から負担が重いとの声があり、別途意見交換の場を設けることにしたとのこと
2募集要項の原案を作成した「大東市保育所のあり方に関する小委員会」の構成
3選定委員会とは別に「雁屋北民間保育園等あり方意見聴取会」を設置

交野市の他の委員会と比較しても1人はおかしい

交野市の他の教育・子育てに関する委員会・会議への保護者参加の状況をみても、市民や保護者の意見をより広く丁寧に聞こうとしています。

交野市立義務教育諸学校教科用図書選定委員会 交野市立学校に在籍する児童又は生徒の保護者 2名
交野市子ども・子育て会議 市民代表者 3名
子どもの保護者 2名
学校教育審議会 PTA代表 3名
市民代表 3名
生涯学習基本計画推進委員会 市民代表 2名

市は民営化の進め方が雑すぎる、もう少し丁寧に

私たち維新の会は、公立こども園民営化に賛成です。むしろ遅すぎたと考えています。しかし多くの点で、現在の民営化の進め方で市の考えと意見を異にしています。

市の考えは、現在の公立こども園での保育を継承したい考えですが、私は質の高い保育を実現するほうが大事で、現在の保育にはこだわらず、保育を充実させるほうが良いと考えています。

市の考えは、民営化後も市の影響をこども園に残したい考えですが、私は民営化後は運営する法人にできるかぎり任せる方が良いと考えています。

今後は、市は丁寧に受益者、専門家、他市の担当者の意見を聞き、あまり固定観念や既定路線を設定せずに、よりよい保育をつくりあげてほしいと願っています。

助けてください。交野市に登下校メールを導入したい!

登下校メールというサービスをご存知でしょうか?ICタグをランドセルに入れておくと、お子様が学校に登下校するたびに保護者のケータイに連絡があるサービスです。阪急阪神さん東洋テックさんなどがサービスを展開しています。料金は、ある業者は月額360円です。

保護者にとっては「お子様が学校にちゃんと着いたことが分かるので、安心してしごとに打ち込める」とか、「帰宅時間が予測できるので、用事がやりやすくなった」といった効果があるようです。

学校側にとっては、予算が要らず無料で始められることや、学校から保護者への一斉メールサービスが無料でついてくるという利点があります。

誰にも損がない話ということもあってか、大阪府では守口市、箕面市、高槻市などが全校に導入しており、大阪市、吹田市、豊中市、門真市、寝屋川市、大東市、茨木市などが一部の学校に導入しています。

私は、このメールサービスを交野市の小学校に導入したいと考えています。そこで、導入する権限がある教育委員会や各学校にお願いにあがったのですが、うまくいきません。一般質問もしたのですが、残念ながら動きがありません。

そこで、ぜひPTAをはじめとする保護者から、学校にお願いしてほしいのです。前回の市政報告にアンケート調査を入れたのですが、ご覧の通り

  • 導入したほうが良い 47.6%
  • 導入しない方が良い 23.8%

という結果になりました。私の思い込みというわけではなく、ニーズはあるようです。ニーズがあれば、市はつけると言っています。保護者の側から学校にお願いをしていただけないでしょうか。誰もなにも言わなければ、今のままです。勝手に子どもの安心安全が高まることはありません。

また、PTAの役員さんを紹介していただけないでしょうか。ご説明に伺います。PTAには力があります。私には子どもの安心安全が大事なのです。ぜひ協力してください!

保護者の方で、協力してくださる方や詳しい説明を希望の方はぜひ kuroseyudai@gmail.com か 080-3735-1105(黒瀬) までご連絡をお願いします。SNSからでもOKです。新学年まで時間がありません。よろしくお願いします!