公務員給与の年功序列を変えられない本当の理由

ダイヤモンド・オンラインが、公務員給与の年功序列を変えられない本当の理由というタイトルの記事で、地方公務員の年功序列型賃金について論じています。

この記事にもあるように、年功序列を維持する一番の問題点は、「旧態依然とした文化や制度が、新卒や中途を問わず、自治体で働く魅力を低下させている」ことにあります。交野市でも年功序列が維持されています。

記事の中では改革に取り組んだ例として箕面市の人事給与制度改革を取り上げています。また、記事には取り上げられていませんが寝屋川市の人事給与制度改革プランも特筆すべきものです。両市に共通するのは「頑張る職員が報われる制度」を目指していること。つまり、交野市を含むほかの大部分の自治体は、頑張っても頑張らなくても同じ人事給与制度になっています。

この記事では給与制度改革を阻む最も高いハードルは職員組合と地方議会と書かれています。この前の交野市3月議会でも、(人事給与制度改革とは異なりますが)市長等特別職の5%給与カット条例を、市議会が否決しました。市長等特別職が自分で給与を下げたいと言っているものを、ダメという理由がわかりませんが、反対したのは自民、公明、民進の各会派です。共産党は「反対する理由がない」と、我々維新の会とともに賛成しました。しかし、反対多数で否決されました。このような前例踏襲を是とする議会のもとで、人事給与制度改革が進むとはたしかに想像しにくい。

記事の中でも「本来なら議会が主導してほしい」とあります。ちょうど3月議会一般質問で、私から総務部長に給与制度改革について質問しました。答弁では、2018年に改定する人材育成基本方針で、頑張ろうと思える人事給与制度の構築にしていくとのこと。

人事給与制度改革を進めて、真に市民のために頑張る職員が報われる制度を作っていきたいと思います。

黒瀬
寝屋川市が昨年11月に人事給与制度改革プランを策定された。副題は「職員が頑張ろうと思える人事給与制度」。本市の人事給与制度のありたい像はどのようなものか、教えてください。

総務部長
今後は、人事評価制度を熟成させていくとともに、来年度に改正を予定しております「交野市人材育成基本方針」において、職員が頑張ろうと思える人事・給与制度の構築に取り組んでまいりたいと考えます。